経済産業省は、大学発ベンチャーの設立に関する2019年度調査結果を公表した。19年度に確認された大学発ベンチャーは2566社と、前年度から288社増加して過去最多となった。新設された企業は128社だった。大学別では、東京大学が268社で首位を維持するなど、引き続き国立大学が上位を占めた。営業損益は平均でマイナス1519万円で、損益がマイナスの会社が150社に上るなど、厳しい経営環境にある企業が多数見られる状況が続いている。
19年度の調査結果を見ると、国内の大学発ベンチャーは2566社で、18年度の2278社から288社増加した。新設された企業が128社、前回調査で把握されていなかった企業が261社だった。一方、解散・閉鎖した企業は34社で、M&Aによるものは5社だった。大学発ベンチャーでなくなった企業は67社だった。
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