日本私立薬科大学協会がまとめた2021年度の私立薬科大学(薬学部)の入学志願者数は7万3592人と、前年度に比べておよそ7500人減少し、7万人台前半まで落ち込んだ。新設大学の薬学部が加わったものの、全体としては7年連続の減少となり、薬大人気の低下に拍車がかかっているのが現状だ。募集数に対する入試倍率は6.5倍と前年度の7.3倍から大きく低下し、前年より入試倍率が上がったのは10大学にとどまった一方、入試倍率が3倍を切った大学は16校あった。
調査は、私立薬大協加盟の60校(徳島文理大香川を含む)を対象に実施されたもの。今年度の定員は1万1401人と前年度の1万1131人から増加。6年制学科は1万0706人、4年制学科は695人となった。
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