サワイグループホールディングス(サワイGHD)は、ジェネリック医薬品の増産に向け、生産工程で既存品の包装単位の集約化を進める。ウイークリー包装などの一時停止による機械の切り替え時間を削減し、包装工程の時間的ロスを省くことで増産につなげたい考えだ。
1日のオンライン記者会見で、上席執行役員グループマーケティング統括役員の西村誠治氏が明らかにした。集約化の対象は41成分76包装形態で、140錠と700錠のウイークリー包装を全て100錠包装に切り替える。西村氏は「理論上は、1年間で約1200時間削減でき、その時間で2億錠程度製造できる。必要な医薬品が届かないという状況が収まるまでは切り替えを進める」との方針を示した。
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