鳥居薬品は10日、2030年に向けて目指す中長期事業ビジョンと同ビジョン達成に向けた22年から24年度までの3カ年中期経営計画を発表した。外用アトピー性皮膚炎治療薬「コレクチム軟膏」などの成長期新薬の普及、育成、価値最大化や導入体制の強化などによって、24年度に売上高520~550億円、営業利益80~90億円を目指す。
中長期事業ビジョンでは「医療ニーズを深く理解し、その充足のために高い専門性と機動力を持って関係者との共創を最適な形で進め、価値ある新薬を見出し届ける存在感のある製薬企業」を掲げ、ターゲットとする30年には過去最高の売上高を更新し、過去最高益更新を射程に入れる方向性を打ち出した。
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