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【武田など4社】コロナ禍前を凌ぐ好決算‐国際品牽引も日本は低調

2022年05月16日 (月)

製薬大手22年3月期決算

 武田薬品、第一三共、アステラス製薬、エーザイの国内上場大手製薬4社の2022年3月期決算が13日に出揃った。4社とも増収、武田薬品を除く3社が営業増益だった。コロナ禍前の19年度実績を凌ぐ勢いを見せ、各社とも成長軌道に乗せた。牽引したのはグローバル戦略品。しかし国内業績は、薬価改定の影響などで低い伸びか減収と対照的だった。薬価改定のあった22年度もその傾向が続く見通し。日本市場の魅力、投資優先度の低下を懸念する声が上がっている。コロナ後の事業モデルの変革も迫られている。決算の数字の裏で、今後の成長に大きな課題を突き付けられている(表参照)

 グローバル製品の伸長で2桁増収と際立った成長を見せたのは武田薬品。トップ製品の潰瘍性大腸炎・クローン病治療薬「エンティビオ」(日本名「エンタイビオ」)は22%増の5218億円となり、成長を牽引。ADHD治療薬「バイバンス」(日本名「ビバンセ」)は20%増の3271億円。注力する希少疾患領域は3%増の6112億円に上った。営業減益は、前年度にあった事業売却益がなく研究開発費の増加によるもので、ネガティブな内容ではない。


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