厚生労働省は21日、自治医科大学病院が7歳男児を対象に実施したAADC欠損症に関する遺伝子治療の臨床研究で、精巣が陰嚢内にない停留精巣が確認された「重大事態」を厚生科学審議会再生医療等評価部会に報告した。研究と疾患に因果関係なしと中央臨床研究審査委員会(CRB)が判断し、手術後に回復したことも踏まえ、部会で異論は出なかった。
重大事態が報告されたのは、同院で2025年度末まで実施中の「AADC欠損症に対する遺伝子治療の臨床研究」(研究責任者=山形崇倫教授)
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