
シオノギヘルスケアは、“SHIONOGIの医薬保湿”をコンセプトにしたヘパリン類似物質など四つの有効成分配合の乾燥肌治療薬「RDHPスキンクリーム」(第2類医薬品)を発売した。
同社は、昨年11月に皮膚トラブル治療の新ブランド「SHIONOGIRDシリーズ」を立ち上げている。今回発売した「RDHPスキンクリーム」は、保湿、皮膚修復の作用により、辛い乾燥肌、角化症に効果があるヘパリン類似物質、乾燥を受けた肌のバリア機能を修復するパンテノール、皮膚や炎症の赤みを抑えるグリチルリチン酸二カリウム、血液の流れを良くするほか、炎症の拡大を防ぐトコフェロール酢酸エステルを有効成分として配合している。
また、水分と油分のバランスが良い油中水型と呼ばれるW/O型のクリーム基剤を採用。W/O型は角質層、ヘパリン類似物質との相性が良く、皮膚を通して体内に吸収される経皮吸収性と、肌を覆い保護する被膜性が高いため、保湿剤に適した剤形。しっかりとした塗り心地でべたつきは少ないのが特徴だ。
開封時に上蓋を切り取ることができる仕様となっており、容器が取り出しやすく、しまいやすい箱になっていることも特徴。製品の適正化使用のため、顧客に知ってもらいたい情報をイラスト化するなど、全ての人に分かりやすいデザインを採用している。
パッケージの表面には、QRトランスレーターコードにデボス加工(凹加工)を施したアクセシブルコードを表示。スマートフォンなどでコードを読み取ると、ユーザー端末の言語を認識し、説明文書を自動で読み上げる。デボス加工により、視覚障害者も手に触れることでコード位置を把握できる。
販売エリアは、全国の薬局、ドラッグストア、シオノギヘルスケアオンラインなど。
希望小売価格(税込み)は、90gで2838円。