ツルハホールディングスの鶴羽順社長は、2023年5月期中間決算説明会で、昨年6月に発表した新中期経営計画に言及。「向こう3年間は収益改善フェーズとして足場固めをしっかりと行い、次なる再成長フェーズにつなげていく」と述べ、25年5月期に売上高1兆0600億円、営業利益率5％以上を実現させるため、店舗戦略、調剤戦略、PB戦略、PX戦略、財務戦略の五つを重点戦略として掲げていることを改めて強調した。
店舗戦略に関して、鶴羽氏は「今期は151店舗の出店を計画しており、上期終了時で76店舗の実績であり、ほぼ計画通り」と説明。「新店の早期黒字化を課題としている」とし、「今期から出店基準を新たに見直し、より厳しい出店基準にして精度を高めている。同時に、出店してからの認知度を早く上げるため、販促手段など営業部門と関わるところも見直しの強化を行っている。出店済みの地域にさらなるドミナント出店を中心にシェアを強めていきたい」と語った。
＊ 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。
