文部科学省は、6年制薬学部における2022年度の退学率等に関する調査結果をまとめ、千葉科学大の42.2%など退学率が4割を超える大学が3校に上ることが明らかになった。22年度薬剤師国家試験のストレート合格率では、姫路獨協大が14.5%と前年度の最低合格率をさらに下回り、唯一の1割台となった。前年度と同様に、合格率が低い大学と退学率の相関が高い傾向が見られた。
退学率に関する調査は前年度に続く2回目で、今回は16年度に6年制薬学部に入学した人の退学者の割合を公表した。私立大57校では、千葉科学大が42.2%で最も高く、日本薬科大40.7%、医療創生大40.5%で、3校が4割を超えた。
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