厚生労働省は19日付で、経済安全保障推進法に基づき特定重要物資に指定した「抗菌性物質製剤に関する安定供給確保を図るための取組方針」を策定した。セファゾリンなどβラクタム系抗菌薬4種類を対象に原薬製造と備蓄体制の構築を支援し、安定供給可能な体制を2030年までに整備する。
昨年8月に施行した同法では、抗菌薬など11物質を「特定重要物資」に指定した上で、各物資を所管する省庁が安定供給確保に向けた具体的な取組方針を策定して進めるとしていた。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。