対話型AIのチャットGPT、GPT-4を用いて今年実施の第117回医師国家試験を解かせた結果、合格点に達したことが、デジタル医療を手がけるMICINと金沢大学医学類の学生、同大融合研究域融合科学系野村章洋准教授らによる研究で確認された。MICINの調べでは、チャットGPT、GPT-4によって医師国試合格点に到達したのは日本初となるが、結果には慎重な対応が必要だとしている。
MICINが25日に発表した。研究では、画像なし問題262問を解かせた結果、必修問題で82.7%、基礎・臨床問題で77.2%のスコアを獲得し、それぞれの合格最低ラインである80.0%と74.6%を満たした。
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