
具体的な症例への対応を3学部混成のグループで討議した
大阪医科薬科大学は5日、医薬看3学部の全学生約480人が参加する多職種連携教育(IPE)を大阪府高槻市の阿武山キャンパスで実施した。学生は3学部混成の40グループに分かれて具体的な症例の課題解決策を討議し、その内容を発表した。学部の壁を越えた討議を通じて薬学生は、本人や家族の意志、生活に重きを置く医学生や看護学生の視点に刺激を受けたという。各学年で段階的に展開するIPEを、来年度以降さらに拡充する計画だ。
3学部合同で行うIPEの一つで、医療倫理をテーマにした今回の授業には、医学部4年生、薬学部3年生、看護学部3年生総勢482人が参加した。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、2021年度はオンラインでの実施、22年度は対面の半日のみの実施となったが、今年度は初めて計画通りに丸1日かけて対面で実施できた。
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