AIソリューションのフロンテオは、独自AIシステムでPubMed総論文数3000万報をベースに、論文に直接記載のない創薬標的分子を探索・選定し、同社のAI創薬研究者による標的分子の作用など仮説と合わせて短期間で提供する創薬支援サービスを開始した。これまで創薬段階の最上流に位置する標的選定ではAIの応用は進んでいない上、適切な標的選定が創薬成功確率を高めるとしてサービスを開発した。ファーストインクラス新薬の創出につなげたい考え。
年一つの新薬を創出するには月に二つペースで新規標的の選定が必要と言われるが、選定を行うための人的リソースには限界があった。同社が今回発表した新サービス「ドラッグ・ディスカバリー・AI・ファクトリー」は、継続的に新規性の高い検証可能な仮説を生み出せるとしている。製薬企業をメインターゲットに、バイオベンチャー、大学・研究機関からの受託により展開する。
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