アッヴィ日本法人は26日、既存の薬物療法で十分な効果が得られないパーキンソン病の症状の日内変動を改善する治療薬として「ヴィアレブ配合持続皮下注」(一般名:ホスレボドパ/ホスカルビドパ水和物配合剤)を新発売した。症状コントロールが困難な患者は手術を必要とするデバイス補助治療が主だったが、同剤は外科的手術を必要としない24時間持続投与が可能な新たな治療薬の登場となる。進行期パーキンソン病患者に同剤を提供するのか日本が世界で最初となった。
パーキンソン病の薬物治療ではレボドパ、カルビドパの併用が標準治療だが、疾患の進行に伴い両剤の頻回な投与が必要になる。同社によると、一部の患者では1日平均10~11錠の投与が必要で、患者だけでなく介護者の負担も大きい。
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