米国のバイオ医薬品企業であるリジェネロンの日本法人が、10月1日から事業を本格化した。昨年設立されたが、同日からサノフィと共同開発したアトピー性皮膚炎などの治療薬「デュピクセント」(一般名:デュピルマブ遺伝子組み換え)の共同販促を、製造販売元のサノフィと始めることを手始めに日本に参入する。同剤の適応のうちアトピー性皮膚炎と結節性痒疹の皮膚領域を対象に共同販促する。
米リジェネロンは、炎症や癌、希少疾患など幅広い疾患領域の新薬開発を手がける。世界売上高120億ドル、研究開発に36億ドルを投資している。欧米など7カ国に1万2000人以上の従業員を擁する。
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