インテージは、全国の15~79歳の男女5万2500人の消費者から継続的に収集している日々の買い物データSCI(全国消費者パネル調査)をもとに、男性の化粧品購入金額から推計した男性化粧品の市場動向を調べた結果を発表した。それによると、2022年は5年前の1.5倍、23年上半期も前年同期比15%増など、男性化粧品市場は好調を維持していることが分かった。
主な結果を見ると、化粧品全体では苦戦が見られていたものの、男性化粧品は成長を続けてきた。男性化粧品の市場規模は増加を続けており、22年には17年比で約1.5倍にまで成長し、376億円となった。同社は、「男性化粧品のうち約9割を占める基礎化粧品に牽引され、市場が成長してきている」との見方を示す。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。