イスラエルとイスラム組織ハマスとの軍事衝突で、イスラエルを原薬製造国に持つ後発品の供給への影響について、沢井製薬、東和薬品、日医工、ニプロに11日までに聞いたところ、現時点では供給に影響はなく、各社とも情報収集を進めている状況だった。イスラエルのテバが親会社の武田テバは、「本社は特別チームが推移を注意深く監視している。本社の生産、供給は継続している。当社の事業運営に影響は出ていない」と話している。
沢井、東和、日医工、ニプロの開示している原薬製造国情報を集計したところ、イスラエルが原薬製造国の製品は計19成分95品目あった。会社別では日医工の47品目(2月時点)、次いで東和薬品25品目(10月時点)、沢井製薬15品目(5月時点)、ニプロ8品目(6月時点)
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