
キリンホールディングス(HD)などが提供する調剤機会が少なく在庫の要否の判断が難しい医薬品を薬局ごとにAIで判別して小ロットで届けるサービスが、本格展開することになった。必要以上の在庫を抱えるリスクを避けられ、医薬品の廃棄を最小限にできるとしている。今月から高田製薬が同サービスの販売支援を行うことが決まり、普及に弾みをつけることになった。
「Premedi」と名付けられた同サービスは、キリンHDが薬局向け「置き薬サービス」として考案し、ITによる薬局業務支援を行うカケハシの子会社で二次流通を手がけるPharmarketの協力で2022年末から展開していた。同社によると、月額使用料は品目数によって異なるが、1万5000円程度が最も多い。
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