サノフィとテバは、潰瘍性大腸炎、クローン病の新たな治療薬として開発しているデュバキツグについてグローバル第III相試験を2025年下期にも開始する予定になった。第IIb相試験で、臨床的寛解(潰瘍性大腸炎)、内視鏡的寛解(クローン病)でプラセボに比べ良好な結果が得られ、両主要評価項目を達成したため。
同剤は開発、商業化も共同で行うが、日本、北米、その他アジア諸国などでの商業化はサノフィが主導する。承認申請のメドは開示していない。
潰瘍性大腸炎、クローン病では、既存治療では寛解が難しい患者が一定数いることから、同剤を新たな治療選択肢として期待する。
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