厚生労働省の「医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議」が7日に開かれ、医療用医薬品3成分について、パブリックコメント結果を踏まえOTC化する場合の課題を議論した。構成員から、乳糖分解酵素製剤はスイッチ後に食品区分とすることの可能性、過活動膀胱治療剤では副作用管理や使用者に対する情報提供に留意する必要性が指摘されたが、明確な反対意見はなかった。厚労省は検討結果案をまとめ、薬事・食品衛生審議会要指導・一般用医薬品部会でスイッチOTC化の可否について審議を行う見通し。
この日の会議で厚労省は、要指導・一般用医薬品としての必要性や課題について、昨年12月会合で議論した3成分のOTC化に向けた課題と対応策を検討会議結果案として提示した。
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