日本海総合病院(山形県酒田市)の敷地内に山形県の酒田地区薬剤師会が開局予定としていた会営薬局の計画が中止となっていたことが、本紙の取材で分かった。大病院の敷地内薬局対策として、2022年度診療報酬改定で高度な急性期医療の実施体制を評価する「急性期充実体制加算」が新設されたことで状況が一変。異例の“非営利敷地内薬局”計画は断念に追い込まれた。今後については「白紙状態」としている。
会営敷地内薬局をめぐっては、大手薬局チェーンの誘致による地域薬局の患者流出を懸念した酒田地区薬剤師会が、2軒目の会営薬局として日本海総合病院の駐車場内に開設を予定していた。
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