
三重県薬の西井会長(前列左)、三重県病薬の松田会長(前列右)
三重県は、薬剤師確保計画(仮称)の中間案を作成した。県内全域で病院薬剤師が不足しているとして、2026年度までに確保すべき病院薬剤師数の目標値を県内の2次医療圏ごとに設定。偏在緩和や確保対策の方向性も盛り込んだ。県の事業や予算に反映させる根拠として確保計画を策定する意義は大きい。今後、関係者は具体的な対策の検討を深める予定で、早ければ25年度から基幹病院から地方病院への薬剤師派遣を開始したい考えだ。
確保計画は、24年度から運用を開始する第8次医療計画と連動させる。中間案には、薬剤師確保の短期的施策と長期的施策を盛り込んだ。
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