
キリン堂ホールディングスの寺西豊彦社長は12日、大阪市内で開かれたキリン堂協栄会の新年会で、昨年発表したサンドラッグとの資本業務提携について言及。「創業家、投資家のコンセンサスもMBO当初の目標のイクジットである再上場、関西ナンバーワンのドラッグストアの構築は全く変わっていない。資本政策による資本業務提携というオプションを積極的に使い、キリン堂ならではの独自性を作ることでチャンスを生かしたい」と説明し、現時点で業務提携の具体的な話は決まっていないことも明かした。
寺西氏は、2020年9月のMBO発表以降について、「店舗の収益性改善などを目的に事業構造改革などの取り組みを進めてきた。フード&ドラッグという新業態の展開、新規出店や調剤併設型店舗の拡大、業務効率化などの各プロジェットを推進し、ひとまずの効果を出すことができたと考えている」と振り返った。
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