
2023年度の第1回大阪府後発品安心使用促進のための協議会が16日に開かれ、府のモデル事業として進めている地域フォーミュラリの取り組みなどが報告された。地域フォーミュラリでは、八尾市での高脂血症治療薬の使用量を1日維持容量に換算し、指標として比較した実績が示されたほか、24年度から堺市などでも展開していくことが紹介された。
この日の会議では、八尾市での高脂血症治療薬の使用量を1日維持容量に換算し、指標として比較した実績が示された。第1推奨である「ロスバスタチン」の使用量が最も多く、22年と23年を比較すると使用量もわずかに伸びていることが分かった。第2推奨の「アトルバスタチン」は使用量について増減いずれも見られたが、推奨薬でない「シンバスタチン」「フルバスタチン」の使用量はいずれも減少していた。
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