4月から全国でスタートする第8次医療計画で薬剤師確保計画を記載予定の都道府県が36と約7割以上に上ることが、日本病院薬剤師会が実施したアンケート結果の速報値で明らかになった。医療計画作成に当たって、薬剤師確保に関する都道府県との会議があったと回答したのは43と約9割に上った。病院薬剤師の不足状況に関する認識で乖離があった都道府県病薬と県で意見交換の機会が増えるなど、今後の対応に向けて明るい兆しが見えている。
昨年12月時点で第8次医療計画に薬剤師確保計画の記載予定があると回答した都道府県は、8月調査時点の29から36に増加した。山形県は県内病院における薬剤師確保を推進することを明記。目標値として薬剤師偏在指標や病院・診療所に従事する薬剤師数を県と二次医療圏ごとに示した。
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