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【八戸薬剤師会】薬局間で調剤実績情報共有‐日本初、薬の小分けに活用

2024年04月22日 (月)

 青森県の八戸薬剤師会は、薬局会員間の医薬品融通に向け、7月から日本で初めて調剤実績情報共有サービスを開始する。メディカルシステムネットワークが開発・提供する調剤薬局向け在庫管理システム「LINCLE」の技術を活用し、医薬品の供給不足で他薬局に融通を依頼する時に、その都度電話しなくても同システムを活用することで、簡単に小分け調達可能な薬局を見つけ出し、患者に必要な医薬品を提供するのが狙い。会員薬局の互助により医薬品供給の安定化を図ると共に、土曜・休日や夜間などに起こる医薬品卸の急配も減らしたい考えだ。

 八戸薬剤師会は、八戸管内では150薬局中149薬局(99.3%)、圏域外でも11薬局が入会し、組織率は計107%を誇る。チェーン薬局も41薬局と全体の28%を占めている。


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