厚生労働省は19日、代替品があってシェアが一定割合以下の後発品の供給停止・薬価削除プロセスの簡素化に関する案を、医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議に示した。製薬企業が対象品目の供給停止について事前に関係学会から了承を得ることや、厚労省が薬価削除の可否に関する意見を関係学会から聴取する過程を現行プロセスから省略するとした。
厚労省が示した簡素化に関する案では、供給停止・薬価削除の対象品目を「代替品が存在し、過去5年間の平均シェアが一定のパーセンテージ以下のもの」とし、バイオシミラーも対象となる。平均シェアの数値は次回以降の会議で提案する。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。