日本製薬工業協会バイオ医薬品委員会は今年度、不足しているバイオ医薬品開発(CMC)・製造人材の育成について、CMO・CDMOを対象に即戦力人材育成プランを具体化し、実行していく方針を決めた。
抗体医薬などバイオ医薬品製造では化学合成と異なり、生きた細胞、蛋白質を取り扱うための手技、ノウハウ、微生物管理手法などを身に付ける必要がある。
国もバイオ製造施設整備の支援事業を行っているものの、製造そのものに携わる人材は不足しており、同委員会は「喫緊の課題」として対策を検討してきた。学生も対象にしていたが、今年度は即戦力育成支援に注力することになった。座学のみならず、実地研修も視野に入れる。
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