サラヤは、発酵によって得られる天然洗浄成分「ソホロリピッド」を、日本で初めて配合した洗濯パウダー「ヤシノミ洗たくパウダーネオ」を発売した。
洗剤に含まれる合成界面活性剤は、どんなに生分解に優れていても、量に比例して環境負荷が大きくなる。同品は、食品成分(重曹、クエン酸ナトリウム、炭酸ナトリウム)と天然洗浄成分(ソホロリピッド)だけでつくられた洗濯パウダー。全ての成分が水に溶け、排水への影響がほとんどないため、環境にやさしい。
また、無香料・無着色で、皮膚刺激の原因となる蛍光剤・漂白剤も配合せず、低刺激処方にもこだわった。そのため、敏感肌の子供から大人の衣類まで、安心して洗濯でき、洗浄力も高い。
エコ対策では、袋とスプーンもバイオマス原料を利用した植物性プラスチック(ポリ乳酸)を使用。減容パウチを採用しているので、かさばらず、廃棄しやすい。税抜き価格は900g入り600円。
同社ではまた、低刺激の石鹸で好評のarauシリーズから「arau洗濯用リンス仕上げ」を新発売した。クエン酸の力で石鹸カスをしっかり濯ぎ落とし、黄ばみ・変色・臭いを防ぐと同時に、洗濯槽の石鹸カス汚れも抑える。税抜き価格は720mL入り500円、詰め替え用650mL入り400円。