東北医薬品卸業連合会は6日、仙台市内で定時総会を開催し、事業報告・計画、収支決算・予算を原案通り了承した。一條武会長は、医薬品卸の営業現場が疲弊して若手社員の離職という厳しい状況から、「医薬品卸業界を社会へ貢献できる魅力ある産業とするためにも、今年度の自分たちの取り組みが非常に重要となる」と強調。改訂版流通改善ガイドライン遵守と流通改善の実行を促した。東北薬卸連の会員に対しては、「東北地域医療の持続性と発展に貢献するため、不退転の覚悟で取り組みに邁進してほしい」と訴えた。
一條氏は、5月に開かれた日本医薬品卸売業連合会の総会で宮田浩美会長が「今年度は変化の年、運命を変えるかどうか分水嶺の年」と話したことに言及。「それは改訂版流通改善ガイドラインの理解と遵守であり、大前提であるコンプライアンスの遵守である」と強調した。
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