中央社会保険医療協議会の診療報酬調査専門組織入院・外来医療等の調査・評価分科会は14日、2024年度診療報酬改定の答申書附帯意見を踏まえ、医療機関等における賃上げが適切に実施されているか状況を把握するための調査・検証を行うことを了承した。
24年度改定は診療報酬本体で0.88%のプラス改定となったが、そのうち看護職員、病院薬剤師その他の医療関係職種について24年度にベースアップ2.5%、25年度に2.0%増を実施していくための特例的対応として0.61%を引き上げることとなった。外来医療・在宅医療を実施している医療機関に対し、外来・在宅ベースアップ評価料が新設され、病院や有床診療所については入院ベースアップ評価料が新設された。
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