75歳以上の入院患者を対象に初回介入時と1カ月後の薬物有害事象の発現割合を比較したところ、チームでカンファレンスを行った介入群は、薬剤師単独で薬剤管理指導を実施した介入群に比べて有意に薬物有害事象の発現割合を低下させたことが、国立長寿医療研究センターの調査で明らかになった。同センターは「多職種で入院患者に処方介入することは、患者をあらゆる面から評価するため、薬剤師単独よりも薬物有害事象の減少に貢献する可能性がある」と考察している。
調査は2016年9月~22年3月にかけて同センターに入院した入院期間が8日以上かつ75歳以上の入院患者を対象に実施した。薬剤師単独による介入群7626例、チーム介入群152例を傾向スコアによるマッチングで、薬剤師単独群99例、チーム介入群99例に調整し、主要評価項目として初回介入時と1カ月後の薬物有害事象の発現割合を比較した。
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