MR認定センターは、2026年4月に実施する新MR認定制度での改正MR認定要綱案をまとめ、23日に開催した説明会で製薬企業関係者に提示した。この中で、MR認定証取得後の5年ごとの更新について、基礎教育(現行はMR学習ポータル)と実務教育(継続研修)の修了認定を毎年度受けることを明記し、修了認定者(基礎教育は毎年度認定、実務教育は前年度認定)が更新できると定めた。新制度では、認定後の生涯学習を強化することで、医療関係者・社会から信頼される知識、技能、倫理観を持ち続けて活動できるMRの質を保証したい考えだ。
認定要綱案は、寄せられる意見を踏まえ、新制度の公布と合わせて来年6月に公表される予定だ。新制度では現行のMR認定試験はなくなる。MR基礎試験の合格証と、企業が実施する実務教育(導入研修)の修了認定のいずれも揃うことで初めてMR認定証が交付される仕組みになる。基礎教育と実務教育を切り離した「2階建て」方式となる。
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