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【ビッグママあこ薬局(茨城県大子町)】「わたしのくすりばこ」開発‐服薬支援の選択肢を提案

2024年10月11日 (金)
左が里美さん、右が滋さん

左が里美さん、右が滋さん

 ビッグママあこ薬局(茨城県久慈郡大子町)は、服薬支援箱「わたしのくすりばこ」を開発し好評を得ている。朝・昼・晩と1日の順番通りに分包する「繰り返し分包」で一包化した薬をロール状にし、特別にしつらえた箱に入れ、一包ずつ引き出して飲んでもらうよう設計した。一つ取るとその日に服用する次の薬が残ることになるため、患者や家族が飲み忘れに気づくことができるのが利点だ。利用した患者を対象としたアンケートでは約8割が「飲み間違い、飲み忘れが減った」と回答した。薬剤師の根田滋さんは「お薬カレンダーや日めくりカレンダーを使う前の半歩先にある服薬管理の選択肢として、わたしのくすりばこを提案したい」と話す。

 わたしのくすりばこを開発したのは、糖尿病治療薬や循環器系の薬剤を多剤併用していた高齢女性の服薬支援がきっかけだった。女性は頻繁に薬を飲み忘れており、お薬カレンダーや日めくりカレンダーを用いて服薬管理しても適正に服薬できない課題に同居する家族も悩んでいた。


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