第18回日本薬局学会学術総会が2、3の両日、横浜市内で開かれ、今後の薬局経営のあるべき姿を議論したシンポジウムでは、処方箋調剤に依存した薬局のビジネスモデルに強い危機意識が示された。生活習慣病の重症化予防など、保険診療外での新たなビジネスを通じて「患者を顧客に変えていくことが必要」との指摘が出た。
杉本修康氏(わかば社長)は、オンライン診療や電子処方箋の普及、患者志向の多様化などで「薬局の立地が全ての観点ではなくなっている」と述べ、薬局に長期的な経営戦略が必要と強調した。
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