東京都薬剤師会の高橋正夫会長は8日の定例会見で、緊急避妊薬の試験販売が都内でようやくスタートしたことに言及。他の道府県に比べ、1カ月遅れでの事業開始となったが、「一般用医薬品としてOTC化された時に、各地域で(産婦人科医会や医師会などと)連携できる状況を作らないといけない。将来的にOTC医薬品としての販売となった場合の最初のステップとして、対応がうまくいっている。1カ月のタイムラグが良い方向にいったのではないか」と語った。
薬局における緊急避妊薬の試験販売は昨年度から試験計画を見直し、145薬局から339薬局へと大幅に協力薬局を増やす形で9月25日からスタートしたが、都は産婦人科医会との連携体制構築に向けた準備などで10月29日から事業を開始した。
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