厚生労働省は20日付で、新薬17成分19品目を薬価基準に収載する。ノーベルファーマの縁取り空胞を伴う遠位型ミオパチーにおける筋力低下の進行抑制剤「アセノベル徐放錠」(アセノイラミン酸)に45%の有用性加算Iや迅速導入加算5%などが付いた。13日の中央社会保険医療協議会総会で了承された。
▽アセノベル徐放錠500mg(ノーベルファーマ):新有効成分のアセノイラミン酸を含有する縁取り空胞を伴う遠位型ミオパチーにおける筋力低下の進行抑制剤。原価計算方式で算定し、製品総原価、営業利益、流通経費に消費税を積み上げた額に、シアル酸を補充することで効果を示す新規作用機序薬であることなどから有用性加算I45%、希少疾病用医薬品のため市場性加算I10%、日本以外の国と同時に臨床試験を実施して開発された優先審査対象品目のため迅速導入加算5%が付いた。
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