EMシステムズは、2025年12月期~27年12月期までの3年間の新中期経営計画を策定した。今期は電子処方箋の導入加速や、グッドサイクルシステム、ユニケソフトウェアリサーチのM&A後の事業が前倒しで進捗するなど、当初計画を上回る見込みであることから、連結業績予想を上方修正したが、「一過性の影響が大きい」(國光宏昌社長)ことから、3年後の売上高目標は235億1100万円(24年12月期見込み237億3900万円)とした。
新中計について、同社は「現状の課題を修正し、27年以降に飛躍的な利益成長を実現するための土台作りに注力する3年間」と位置づけ、主なビジョンとしては、▽調剤領域におけるウォレットシェア拡大(薬局が投資している特定の便益・サービスの中から、どのくらいシェアを上げていくか)▽医科領域における市場シェア拡大▽介護/福祉領域における黒字化の達成──を挙げた。
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