社会保障審議会医療保険部会が11月28日に開かれ、高額療養費の自己負担限度額の見直しをめぐって議論した。委員からは、高額医薬品の登場によって高額セレプトが増加し、「医療財政を圧迫している」と指摘する声が上がるなど、高額療養費の自己負担限度額の見直しを求める声が相次いだ。
厚労省は、同21日に行われた部会で高額療養費の自己負担限度額について、能力に応じて全世代が支え合う全世代型社会保障を構築する観点から負担能力に応じた負担を求める仕組みとし、自己負担限度額の一定程度の引き上げや所得区分に応じたきめ細かい制度設計とすることを提案していた。
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