鳥居薬品は6日、ヒトパピローマウイルス(HPV)によるイボである伝染性軟属腫(いわゆる水いぼ)の外用薬としてカンタリジンを有効成分とする「TO208」を承認申請した。水いぼには摘除術が一般的だが、申請した開発品は塗って治すもので、新たな治療選択肢として期待される。
同剤は、米ヴェリカファーマシューティカルズから導入したもので、同社が昨年7月に米国で承認を取得している。鳥居は2021年3月に伝染性軟属腫、尋常性疣贅を対象に日本での独占的開発・商業化権を取得し、2歳以上の患者を対象に開発を進めていた。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。