AIソリューションなどの開発を手がける木村情報技術は、製薬企業を対象に、電子カルテから患者の検査値、処方状況、イベントのほか、医師所見、看護記録、薬剤記録といった定性テキストデータを提供するサービスを今月から始めた。マーケティングの現状分析、仮説立案を支援する。
このサービスには、病院経営・運営支援などを行うユカリアが保有する中小規模の病院32施設、約110万件の電子カルテデータベースを活用する。データは、中小規模病院であるため、かかりつけ医のように通院する患者が多く、医師所見、看護記録などから患者の生活習慣、病識、家庭や仕事の状況、アドヒアランスといった定性データも長期にわたって記録されているのが特徴という。
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