
ブリストル・マイヤーズスクイブ(BMS)日本法人の勝間英仁社長は19日、1月の就任後初めて行った記者会見で、2024年にグローバル本社から日本法人へ「約100億円の追加投資を受けた」と明らかにした。日本を含むアジアの成長を加速するグローバル戦略と「(イノベーション評価を拡充した)24年度の薬価制度改革、そういった政府(施策)の追い風を受け、日本は予見性の高い非常に期待ができるマーケットということで事業開発に紐づいた投資」と説明した。勝間氏は、社長のミッションの一つに「日本への投資を継続」を掲げ、成長を加速することを通じ実現する姿勢を強調した。
グローバル本社がアジアの成長を重視する背景について勝間氏は、抗凝固薬「エリキュース」、小野薬品との提携により展開している抗癌剤「オプジーボ」などの近い将来の特許満了を見据え「将来同じように著しい成長は見込めるわけではない。グローバル全体で次のステージへ向かうための大きな局面を迎えている」ことを挙げた。
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