医薬品医療機器総合機構(PMDA)の患者向医薬品ガイド検討会は1日、同ガイドの取りまとめ案を概ね了承した。ガイドは全医療用医薬品を対象とし、患者・家族に読みやすい「必須版」から作成。薬局等が提供する薬剤情報提供書に二次元バーコードを印字するなどしてアクセス向上も明記した。必須版の作成時期について、PMDAは「1年後開始などではなく、より早期に行いたい」とした。

取りまとめを踏まえ、ガイド内容や記載方法を解説した新たな手引きを厚生労働省が作成・周知し、製造販売業者がガイド作成に着手する。ガイド未作成品目を優先的に作成し、新規承認品目については販売開始までに作成するとした。
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