科研製薬は25日、複数の炎症性サイトカインのシグナル伝達を阻害する治療薬として米アルミスが開発している「ESK-001」を日本に導入すると発表した。強みの皮膚科領域のパイプラインを拡充する。成人の中等症、重症の尋常性乾癬を対象に日本を含む国際共同第III相試験が進んでおり、同社は日本での承認申請時期について2026年度後半から27年度にかけてをメドにしている。
両社は同日付で、同剤の皮膚科領域を対象に日本における開発、製造および商業化に関するライセンス契約を締結した。同社は一時金として2000万ドルを支払う。また、グローバル開発費に対する一定の分担金、開発・販売マイルストンの達成で最大で1億2500万ドル、さらに売上ロイヤルティが発生する。
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