医薬品医療機器総合機構(PMDA)の治験エコシステム導入推進事業成果報告会が24日にオンライン上で開催され、国内治験でのみ生じている課題や非効率な課題について、医療機関から「CROの関与によるオーバークオリティな対応」を問題視する意見が多数上がったことが公表された。CROから過度な対応を求められていると感じており、治験依頼者やCROに治験プロセスの合理化を要望していた。一方、アカデミアにおける治験コーディネーター(CRC)の人材不足を訴える声もあり、病院全体でCRCの技能に応じた給与体系の策定なども検討していくべきとの指摘も出た。
治験エコシステム導入推進事業に採択された北海道大学病院は、昨年9月から今年3月まで24の関連医療機関を対象に、治験で課題になっていることなどをアンケート調査した。
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