
クラシエ薬品は、顆粒タイプの「八味地黄丸料エキス顆粒クラシエ」(第2類医薬品)を発売したほか、漢方セラピーシリーズの「『クラシエ』漢方五苓散料エキス顆粒」と「『クラシエ』漢方芍薬甘草湯エキス顆粒」(いずれも第2類医薬品)をリニューアル発売した。
インテージSRI+の調べでは、一般用漢方薬市場において八味地黄丸は、頻尿・夜間尿の改善に対応する処方として近年需要が高まっており、2024年の販売実績は前年比15.4%増、20年から毎年二桁伸長している。
今後も高齢者人口の増加や八味地黄丸処方の認知度の高まりに伴い、さらなる拡大が見込まれている中、漢方薬の服用意向者において粉薬(顆粒剤など)を希望する多くの声を受け、今回剤形バリエーションを拡充することになった。
1回分が分かりやすいスティック包装となっており、外出時にも携帯しやすくなっている。4歳以上から服用でき、税込み希望小売価格は、30包(10日分)で2090円。
また、漢方セラピーシリーズの「五苓散料エキス顆粒」「芍薬甘草湯エキス顆粒」は、梅雨時期の気象病や夏場の運動対策に向け、従来品の4日分から8日分に内容量を増やしたもので、税込み希望小売価格は「五苓散」が24包(8日分)で2090円、「芍薬甘草湯」が24包(8日分)で1980円。