協和キリンは7日、日本で希望退職者を募集すると発表した。昨年実施した研究本部などのほか、生産、開発に関わる組織を除いて行う。これまで欧州、APAC地域(シンガポール、韓国などの6カ国・地域)で進めてきた事業再編に続くもの。骨・ミネラル、血液癌、難治性血液疾患、希少疾患に注力する戦略の一環で実施する。今回の対象者は40歳以上かつ勤続3年以上の社員・再雇用社員で、22日から6月24日まで募る。退職日は9月30日。
DX推進し生産性向上図る
募集人員に定めはないが、同社が昨年実施した希望退職より大きな規模になりそうだ。昨年は研究本部、生産本部CMC研究センター、品質本部グローバルCMC品質ユニットの一部組織を対象に実施し、これら組織の所属者数は約500人(希望退職対象者ではない)。それに対し、今回の対象組織の所属者数は約2700人に上るという(同)
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