
日薬連の安川会長
日本製薬団体連合会(日薬連)、日本製薬工業協会(製薬協)の新会長が22日に就任し、新体制で活動がスタートした。ドラッグラグ・ロス問題、見通しが不透明になった米国市場など、業界と社会への影響が大きい問題が眼前に迫る。日薬連会長に就任した安川健司氏(アステラス製薬会長)、製薬協会長になった宮柱明日香氏(武田薬品ジャパンファーマビジネスユニットプレジデント)は共に、海外から日本への投資を促進する市場環境づくりを優先する。革新的医薬品を海外に遅れることなく国民に届けられるようにするのが狙いだ。そのために必要な社会保障制度、薬価制度の改革に、官民だけでなく国民を巻き込んで取り組む構えだ。
日薬連、製薬協は22日に役員改選を行った。日薬連の安川氏は、同日の評議員会で就任あいさつに立ち、「資金を呼び込み続ける十分に魅力のある薬価制度の構築を訴えていきたい」と表明した。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。