石破茂首相は21日の衆議院国家基本政策委員会合同審査会の党首討論で、自民党、公明党、日本維新の会による社会保障に関する協議議題の実現可能性に言及し、「一番難しいのはOTC類似薬の保険適用除外」との見解を示した。他方で、同議題を含めた現役世代の保険料負担軽減のうち、早期実現が可能なものは2026年度から実行するとした3党合意は順守するとの考えを示した。
2月に3党は、現役世代の社会保険料負担軽減に向けて協議体を設けた上で、OTC類似薬の保険給付のあり方見直し等を議論し、早期実現が可能なものは26年度から実行に移すことで合意。政府の骨太方針に記載し、26年度以降の予算に反映することとしている。
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