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【先進医療専門家会議】蛍光気管支内視鏡検査に保険外診療との併用を了承

2006年9月14日 (木)

 厚生労働省「先進医療専門家会議」(座長:猿田享男慶応大学名誉教授)が12日に開かれ、7月に先進医療として届出のあった新規技術3件の事前評価結果を審議した。このうち「カラー蛍光観察システム下気管支内視鏡検査及び光線力学療法」(適応症=肺癌、気管支前癌病変)に、保険診療と保険外診療の併用を認めることが了承された。

 カラー蛍光観察システム下気管支内視鏡検査は、喀痰細胞診で異常と診断された症例、肺癌の術後、光線力学療法を行った症例を対象に、癌病変を検索するもの。

 蛍光観察システムは、従来の蛍光内視鏡では捉えることのできなかった蛍光色調の変化を、世界で最も感度が高く、再現性に優れたカラーICCDを用いている上に、病変部から発生する蛍光スペクトル解析ができる。このため早期癌病変の見落としが少なく、従来の気管支内視鏡検査より高精度の検査ができる。

 また、光線力学療法時に投与されるポルフィリン誘導体の集積も観察できるため、癌病変への集積を検索することで、光線力学療法時の癌病変見落としを減少させることも期待される。

 適応に当たっては、実施責任医師は日本呼吸器内視鏡学会専門医の資格が必要で、診療科の経験年数5年以上、技術の経験年数3年以上、経験症例数は術者・助手とも10例以上を求めることにした。医療機関の要件としては、実施診療科に常勤専門医1人を含む常勤医師3人以上がいること、入院が必要な病床1床以上の確保、当直体制や緊急手術の実施体制が整っていることを求める。

 なお、7月受け付け分の「消化管間葉系腫瘍(GIST)の遺伝子診断」は既に保険適用されていること、「カリエスリスクコントロール療法」はカリエスリスク判定唾液検査キットが未承認であることや、この診療行為が予防処置で保険給付の対象外であることから除外された。

 8月の受け付け分は、[1]大層内マイクロカテーテル留置法による破裂脳動脈の塞栓術後のくも膜下出血溶解療法[2]先天性銅代謝異常症の遺伝子診断[3]超音波骨折治療法[4]代謝物質情報によるMRS(生体磁気共鳴スペクトロスコピー)診断””の3件となっている。




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